ご飯の漬物

image ご飯の漬物とは、その名の通りご飯を漬けたものです。とはいえ、もち米を使って米酢と赤しそで味付けしているので、赤寿しというように寿しと表現してもおかしくないですね。秋田県の北部の地域で食べられている郷土料理で、赤しその他にキュウリやキャベツの漬物を入れるところもあります。いかにしてきれいな赤を出すかということが、作る人の腕の見せ所となっています。

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ご飯の漬物の作り方

image ご飯の漬物の作り方は、とても簡単です。もち米を炊きます。赤しそは良く洗って葉を摘み、塩でしっかり揉み込んで一度洗います。もう一回塩少々で揉んで赤色の色だしを行います。炊き上がったもち米に酢と砂糖で作った甘酢を混ぜ、絞った赤しそを混ぜます。器に入れて重石を乗せます。2日以上寝かせて出来上がりです。乳酸発酵するので、寝かせてから1週間前後が食べ頃ですよ。

ご飯の漬物と野菜の漬物

ご飯の漬物には、赤しそに加えてキュウリやキャベツの漬物などを入れることもあります。キャベツを紫キャベツにしたり、山葡萄を入れたりして、赤色を出す工夫もあります。キュウリやキャベツの漬物は、古漬けの方が乳酸発酵が盛んなので味に深みが出ますよ。ただし、好き嫌いがあるので、古漬けが苦手な方はやめてほうがいいですね。山葡萄は山に行かないとないので、葡萄で代用したりもします。甘みが強くなりますよ。

ご飯の漬物の文化

ご飯の漬物は、もち米は力がつくからと、かつては稲刈り時に田んぼでも食べられました。また、冬の時期にご飯のおかずにされたこともありました。野菜の少ない季節に、発酵させたものを食べることで栄養の補給をしていたのです。ご飯の漬物は、北国の先人の知恵が息づいた食べ物なのですね。しかし残念ながら、若い人はあまり好まなくなってきています。

ご飯の漬物